25歳。
新卒して入った企業で2.3年が経つこの歳。
一度はこう思うはず。
本当にこのままで良いのか?
上司の姿を見て、こうはなりたくないだとか、
想像できる未来の自分の姿が、描いていたものかけ離れてたりとか、自分の将来を考えたときに今の道筋は本当に合っているのかどうか悩むことがあるでしょう。
思えば、就職活動は自分が主体的に自分の人生を決めていく最初の決断かもしれません。
高校や大学などは、ある程度の偏差値で決めることが出来ました。
何かやりたいことが見つからなくても、自分の行きたい道が分からなくても先延ばしすることが出来ましたよね。
でも、就職活動はそうはいかない。
必ず志望理由が聞かれる。
なぜ、この道に進むのかという選択の根拠が聞かれ、その想いの熱量によって判断されてくるものです。
就職活動は、最初の自分がどう生きるのかの大きな選択になりますよね。
私は今日、選択支持バイアスというワードを知りました。
これ、今の20代みんな知っといた方が良い!と思ったんですよね!人生の選択肢をこれからどんどん自分で決めていくにあたって、人間はどうやって選択し、それを納得していくのかを知るのは大事なことですよね。
ということで、20代は選択支持バイアスを知っておいた方が良い理由を解説していきます。
選択支持バイアスとは何か
まず、選択支持バイアスについて解説していきます。
選択支持バイアスとは、簡単に言うと、人間は一旦その行為をしたら、その選択が正しい選択だったという考えにしがみつくということです。
しくじるかもしれないという考えに対する脳の抵抗は大きいです。
そのため、選択支持バイアスによって、その選択は正しかった、あのときの判断は自分にとって良かったのだと結論付けるようになっているのです。
つまり、過去の選択を正当化するように脳はプログラムされているんです。
どんなに大きな過ちを犯したとしても、あれはあれで良かったと思うようになっているですよね。
選択支持バイアスをどう使うかが鍵を握る
たしかに、人生は無駄なことが無いような気がします。
最初は大変だったけど、あれはあれで良かった。
あの決断は間違っていなかったと思うときはあるでしょう。
過去の行為や選択を許容することは、精神的に救われます。そして、いつかは役に立つかもしれないと思うと思います。
でも、ただその選択にしがみついて良いのでしょうか?
本当にこのままで良いのかという思考が生まれるということは、現状に満足していないからですよね。
本当は違う選択肢があるのにもかかわらず、今の選択にしがみついていませんか?
たしかに、今の選択のまま進んでも良いかもしれません。
でも、今は本心に従ってまた別の選択をしても良いのではないでしょうか?
だって、また別の選択をしても選択支持バイアスはかかるのですから、その選択を許容することが出来るんですよ。
どんな選択をしたって、必ずあれはあれで良かったという解釈が出来るんです。
だったら、思うがままに選択しても良いのではないでしょうか。
選択支持バイアスはあるんです。
だったら、選択支持バイアスをどう使うかですよね。
今これが良いと思った選択肢を見つけて、周りの人に相談したり、冷静に考えてみてからでも良いので、行動しても良いのではないでしょうか?
やらない後悔より、やった後悔の方が良いってよく言いますよね。
本当にその通りだなと思うんです。
どうせどんな選択をしたって、最後にはあれで良かったって思える脳の構造をしているんですから人間は。
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