あらゆる文明は終わりを迎える。
興亡盛衰。
この世は無常。
ということは真理なんですけれども、なぜか今の時代になると実感できない人が多い。
今までの人間が興してきたもので不変のものは、何もなかったはずなのに。
特に企業についてそう思います。
安定した大企業なんて、幻想。
安定などはない。この世は無常だということを忘れるな。必ず終焉がある。
大企業は全消滅するに違いない。
ではなぜ、消滅するのか解説します。
大企業は年齢構成が高くて、いびつ
ダーウィンは言った。
『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き残るのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である』
常に生き延びてきたのは、変化に適応してきたものなのです。
企業もそう。
しかし、大企業は年齢層が高い!
そして、人間は年齢が高くなると脳は固まり、変化に対応ができなくなる。
これは自然の摂理。
今の日本の大企業はトップダウンの企業が多いため、トップの頭の硬い年齢層が判断した通りに動いていく。
つまり、大企業は頭の硬い変化に対応ができない生物なのであります。
淘汰されるに違いありません。
変化する大企業はもはやあの「大企業」ではなくなっている。
いやいやと、〇〇という会社は大企業だけれども、常に柔軟に変化しているから生き延びるのでは無いかという話もあります。
しかし、それはもはやあの「大企業」ではないのです。
変化して、新陳代謝が激しいのであれば生まれ変わっていることなので、それは皆がイメージする「大企業」ではなくなっている。
名前こそ変わらなくても、今までの会社の文化や雰囲気とはまるで違っているはずです。
日本政府は、幕末で明治維新が起こって新政府が出来上がりました。幕府から新政府に変貌を遂げたのですが、勘違いしないでほしいです。幕府も新政府もどちらも「日本の最高行政機関」であるということには変わりは無いのです。一応存在自体は変化していません。
ただし、中身の人材や文化は変化した。
つまり、大企業が変化した場合、名前は同じであれども、もはやかつての「大企業」ではなくなっているため、中身の人材も文化が変化している。
そのため、この「大企業」に勤めていれば安定だから一生勤めていられると思うのは大間違い。
もしその「大企業」が存続していたとしても、勤めているあなた自身が変化しなければ、同じ「大企業」勤めてはいられなくなりますよね。
大企業は狭い世界になってしまっている
では、大企業の中で変化していけば良いのではないかという話になるが、それが大変難しい。
大企業は特有の、社内ルールがあります。
社内の文化が根付き、社内の人としか交流しなくなります。
こうすると大企業の狭い世界から抜け出せなくなり、変化が難しくなるのです。
時代はかなりのスピードで変化しています。
黒船来航のように、莫大なパワーを持ったグローバル企業が日本に進出しています。
変化ができない大企業に勤める人々が、そのまま大企業に勤め、頭が硬くなり、消滅していく。もしくは、名前は変わっても人材や文化はまるで違うものになっている。
そのため、いま思い描いている日本の大企業は全消滅するはずです。
さあ、どうするよ。。。みんな。
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