この前、駅のホームで電車を待っていたら、こんな会話が聞こえました。
「ああ、メルカリはねえ、インターネット上のフリマのことだよ」
どうやら、30代くらいの女性が母親であろう60代くらいのおばあさんに話しているようだ。
なるほど。メルカリはインターネット上のフリマか。ふむふむ。
上手い教え方だなあと感心してたんですけど。
そこで、着想!!!ぶわっー!!!
あれ?これ?めっちゃ大事な法則じゃない?
インターネット上のフリマみたいな、
〇〇の〇〇ってやつ!
商品開発にめっちゃ使える!!
ってか全てのヒット商品は、〇〇の〇〇で説明つくんじゃない?
と思ったわけなんですよ。
それでは、なぜそう思ったのか詳しく解説していきます。
【全てのヒット商品は〇〇(時代に合う要素)の〇〇(根源的に必要なもの)説】
商品開発とは、人々が求めていることを与えること
私たちはいま、商品やサービスなどを開発し、人々に売っていく世界に住んでいます。すなわち、資本主義社会
ここで求められる価値観は、
人々は何を求めているのか?
ということ。
人々に求められていることを開発し、売っていくことが、資本主義社会に求められる売買の基本的なプロセスです。
人々が求めていること(需要)に対し、売っていく(供給)をしていくこと。
そのため、人々は何を求めているのか、つまり需要は何なのか、頭を悩ます商品開発者は多いでしょう。
需要は、人間に求められるか、今の人間に求められるかの二つの軸で決まる
じゃあ、人々が求めているのってなんですか?
単純に考えれば、食べ物や飲み物や寝床や着るものなど、
だから、人間自体が根源的に求めているの生み出せば良いわけですよね。でもそうはいかないのがこの資本主義社会。
それでは、人間が根源的に持っている食欲を満たすための「食べ物」の世界で話をしましょう。
例えば、飲食店が1つもない街にラーメン屋が出来たとします。
人々は食欲を掻き立てられ、ラーメン屋は大繁盛。
その街に住む人々は、街で食欲を満たすために、その店のラーメンを買って食べるしか選択肢が無いからです。
しかし、その街でラーメン屋がどんどん増えたら、たちまち最初に1つだけしかなかったラーメン屋は売れ行きが悪くなる。
需要と供給のバランスが崩れ、供給過多になってしまい、価値が下がってしまう。
そこで、新たな需要を喚起する必要が出てきます。
そのために必要なのは、
今の人々に必要なことことは何かという軸です。
この時代の人間に求められるものを考えるわけです。
そこで、店主は現代の忙しい時代に合うように、いつでも手軽に家庭で食べられるラーメンを作ろうと、カップラーメンを開発します。
そして、たちまちそのラーメン屋は、カップラーメンの収益のおかげで大繁盛。。
この話で言いたいのは、
①人間が根源的な求めているもの (食べ物、着るものなどなど)
②今の人間が求めているもの (手軽さ、スピード感など)
この2つが、ヒット商品を生み出す秘訣なんだということです。
先ほどのカップラーメンの話で言うと、
①人間が根源的な求めているものは、ラーメンです。
②今の人間が求めているものは、家庭で簡単に調理を可能にする仕掛けです。
家庭で簡単に調理可能のラーメンを生み出したからヒットしたんです。
カップラーメンを知らない人に、〇〇の◯◯と説明するとき、
家庭で簡単に調理可能の、ラーメンと伝えますよね。
最初の〇〇では、②今の人間が求めているもの
後ろの〇〇では、①人間が根源的な求めているもの
になるんですよ!
大ヒット商品の法則
先ほどのカップラーメンの話と同様、
メルカリは、〇〇の〇〇です。と説明する際に、
インターネット上の、フリマとなります。
メルカリは、②今の人間が求めているインターネット空間で、①人間が根源的に求めているフリマを生み出したので、人々に愛され、ヒットしているわけなんです。
よって、
新しい商品は、〇〇の〇〇です。と説明する際に、
最初の〇〇では、②今の人間が求めているもの
後ろの〇〇では、①人間が根源的な求めているもの
がドンピシャで当てはまれば、大ヒット間違いです!!
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