なんで理系は大学院に進学するの? 私が院卒で大手電機メーカーに入社した理由 石塚純也

生誕

1993年10月19日

出身

 日本 千葉県

出身校

千葉県立東葛飾高等学校

東京理科大学 理工学部 機械工学科

東京理科大学院 理工学研究科 機械工学専攻

職業

電機メーカー 技術職

理系の大学生ってどういう就職活動をするの?学部卒と修士卒って就活で動きが違うの?文系の筆者は、その辺が正直よく分かっていませんでした。そこで今回は東京理科大学院を卒業後、日系大手電機メーカーに入社した石塚さんに取材してみました!理系の就活方法について聞いてみます。

石塚純也(いしづか じゅんや)1993年生まれ。東京理科大学理工学部卒業後、同大院機械工学科専攻を経て、大手電機メーカーに入社。

機械工学はつぶしが効くって聞いていた

高校時代は、ざっくりモノを組み立てることをやりたいと考えていたとのこと

ーなぜ機械工学の学部に進学しようと思ったんですか?

まず、国語とか社会とかを捨てていたので、私立の理系大学を目指していました。それから、機械工学系はつぶしが効くと聞いていて、親戚にも同じ学部に進んでいる人がいてイメージしやすかったので、機械工学系の学部に決めました。元々モノを組み立てることが好きで、社会的にロボットの需要について叫ばれていたことも理由になりますね。

ーなぜ大学院に進学したんですか?

就活で有利になるためです。私の兄も理科大の学部卒だったんですが、就活に苦労していたんです。一方、いとこは同じ理科大の修士卒で、就活で苦労しなかったことを聞いていました。修士卒のほうが就活に有利になると思って、父親からも院に行くよう勧められて、大学院に進むことを決めましたね。

(やっぱり院卒のほうが就活に有利なのか🤔)

ー大学院に進学しても、最終ゴールは就活なんですか?

そうですね。本当に研究が好きな人はそのまま教授の道に進むかと思いますけど、大半は就活がゴールになるかと思います。

自分の承認欲求を満たすために、家電メーカーに入社

仕事の話になったときに、自分の子供に「父さんこれ作ったんだぜ」と言いたいそう。

ーなぜ家電メーカーに行こうと思ったんですか?

就活を始めた当初、ざっくりとメーカーに行こうと考えていました。それが本当に正しいのかどうかを確かめるために、修士1年のときにインターンシップに行って、やっぱりモノを作るのが好きだなと思って、メーカーに行くことに決めました。

あとは、自分は承認欲求が大きかったので、「自分がこれを作ったんだ」と周りに言えるようなモノを作りたいと思ってました。

大きいモノって、いろんな部品で組み立てるから、「これを自分が作った」とは言いづらいじゃないですか。だから、小さいモノで、みんなが触れるモノで、「俺がこれを作ったんだ」と言って、おおすごいって言われるのを憧れて、家電メーカーに行きたいと思ったんです。

(確かに「自分がこれ作ったんだぜ」って周りに自慢したい☺️)

ー何社くらい受けたんですか?

ESを書いたのは10社、面接を受けたのが5社、内定は3つもらって途中で辞めましたね。

(すごすぎ。。しかも内定もらったところは誰もが羨む超大手企業。。良いな。。🥺ぴえん)

割と理系の人は、大企業で何個も内定をもらうのは結構いる気がします。

(🥺ぴえん)

大学院卒の就活は、団体戦だった

就活は結構楽だったそう。良いな。。。

ーどういう就活をしていたんですか?

私の場合、研究室の存在が大きかったです。毎日先輩と一緒にいて就活の話を聞けるので、対策をしっかり出来ました。隣の研究室の先輩でも話を聞けたので、就活は団体戦って感じでしたね。同じ学科で一緒に就活していくイメージです。同じ学科内で「あいつ同じ企業を受けるから、ESを一緒にチェックし合えば?」みたいな会話がよくありました。

ー文系就職は考えなかったんですか?

少し考えたことはありましたね。調達部門っていう、メーカーにとって必要な材料を調達するために、より安い材料を提供してもらうために、どうすれば良いか考える部門も面白そうだなって思っていました。この部門は、モノづくりというよりも、ビジネス系なので文系寄りの就職先になりますね。でも結局は技術職に就くことの気持ちが強かったです。

将来を考える学生へのメッセージ

ー理系の就職活動中の学生に伝えたいことは?

個人的な意見ですけど、「どういうことを学生時代にやっていたか?」と聞かれるときに、研究テーマより、誰もやっていないようなことをやった話のほうが興味を持たれると思っています。技術職志望の方々は、みんな研究の話をするので、面接官からしたら面白みが無いんでしょうね。

私はそこまで研究をちゃんとやっていなかったんですよ。なので、面接のときは研究していたことをまとめて伝えて、あとは学生時代にやっていたことを詳しく話していました。特に私が話していたのは、アメリカでの滞在経験の話です。大学生の頃、兄が中学生のときに交換留学でアメリカにホームステイしていた家に、数ヶ月滞在していたんです。そこで学んだことをうまく話していましたね。

就活では、他の人はやっていないことのなかで、自分は何をしていたかを考えて、それをベースにESに書いてみる方が良いと思います。別に勉強ばかりしていても、割と会社に入ったらゼロからスタートなんですよ。だから、勉強した経験だけじゃなくて、プライベートで挫折を一回味わうくらいのチャレンジをした方が印象には残ると思います。あんまり理系ってそういう人少ないと思うんですよね。研究に時間を割かれて、プライベートの時間で何かをやり遂げる人はなかなかいないんですよ。でもその経験があるだけでも、どこの会社でも行けそうだと思います。

大手に入ると、若手のうちは雑用があってやりたいことをできない側面がありますが、大きい会社は人が多いぶん、色んなタイプの優秀な人がたくさんいるので、自分が成長するためには良い場所だと思います。とりあえず大手に行って、色んなスキルや考え方を盗んで、やりたいことが出来る会社に行くっていうキャリアプランもありかと。

(圧倒的就活強者でしたね。。。ただ、大学進学時代から自分の将来のことを考えていて、大学院に進学したことも就活に有利になるために進んだステップ。長い間対策をしていた結果ですね。さらに、石塚さんは自分なりに就活の方法を分析して、先輩の話を聞きながら就活対策をしていました。用意周到!良い話が聞けました。ありがとうございます!)

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