7年間の大学生活を経て、私がスロベニアで日本食レストランを作る理由 ジャッキー

点と点が線になって、知り合いの会社へ

点と点は線でつながっていくと語るジャッキー

帰国後は、日本の就活のリズムと自分のリズムがずれすぎていて、なんとなく気持ち悪く感じて、結局就活のタイミングをあえて逃しました。選考に合格しても嫌になって次の選考に行かないとか、ヒッチハイクして面接に向かってたら、下道に降りちゃって37時間かかって間に合わないとか笑 そんなときに、親父の店に来ていた常連のお客さんから、「うちの会社を海外に広げたいと思っているから、良かったら一緒にやろうか?」って言われたんです。東京のアパレル製造会社なんですけど、海外に行けるチャンスもあるし、これも縁かと思って入社を決めました。良い会社に入るために大学に入ったわけではなくて、ただ面白い人たちがいるから大学に入ったわけですから。良い会社に入るというキャリア観は捨てて、自分が作り出した点と点を線でつないでいこうと思ったんです。元々ファッションが好きだという点と、大学で海外生活をしていた点、元々仲が良かった知り合いの会社という点など、色んな点と点がつながっている気がして、その知り合いの会社に入社することにしました

スロベニアで日本食レストランを開きたい

世界は広いし、みんなご飯は食べる。だから、ニューヨークやパリ以外にも日本食レストランを出せるところはあると思っていた。

入社後は、勤務地の隣の駅にあった、世界一周のときに出会った友達のバーによく行くようになりました。そこで出会ったのが、スロベニアから来たモニカです。モニカはスロベニアで動画広告を作っている女性なんですけど、色々と話して英語で笑わせてたら、意気投合して、彼女が東京に来るたびにうちで泊まるようになりました。会社は私に一軒家をあてがったので、人を泊めやすかったんです。そして家にモニカと一緒にいて長いこと話していたら、モニカから「一緒に日本食レストランをスロベニアでやろう」と言われました。

これは会社がたまたま東京だったことと、英語で人を笑わせる力があったから生まれた縁で、しかも一軒家に住んでいて、日本食を作っていたから生まれた話なんです。モニカは広告のスキルがあって、人口が約200万人しかいないスロベニア内で有力な人とのつながりが強い。内装は建築家のモニカの姉に頼むことができる。そして、モニカが思い描くスロベニアの日本食レストランのコンセプトが、自分が昔描いていた海外の日本食レストランと全く一緒だったんです。あとは足りないのは資金だけ。だから、これから資金を集めたらスロベニアで日本食レストランを開く予定です。なんでスロベニアに?ってよく言われますけど、スロベニアである理由はないです。そこにやりたいと思うチャンスがあったから。それをつかみにいくだけ。自分が作ってきた点と点を線でつなげていくんです。

将来を考える学生へのメッセージ

いっぱい点を作っておけば良いんじゃないかな。いっぱい点があれば色んなつなぎ方が生まれます。自分が今いるところから目標に向けての一直線だと、面白味や広がりもないかもしれない。点がたくさんあれば色んなつなぎ方ができる。自分の外の世界に出れば、色んなところに点が出てくるはずです。

最初の世界一周も、何か目的があって行ったわけではなかったんですよ。多くの人は目的があって、手段として世界一周をするんですけど、私は逆で世界一周が目的で、そのあと手段が見つかったんです。人を笑わせたいという目的が見つかったのも、ただ漠然と行ったから。目的がなくても、行動したら目的が出来たんです。いつも、とりあえずやってみようからスタートなんですよ。今まで得てきた点をつないでいくと絶対に線になる。そうすると、今までやってきたことが無駄にはならないし、お金もついてくるんじゃないかと思います。

私は良い大学に入って良い会社に入るという世の中が作り出したレールに違和感に正直になって、自分の点と点で線を繋いできました。一定数は世の中の作り出したレールに違和感を持っている後輩たちがいるはず。そんな後輩たちに自分が作ってきた点と点を線でつないでいって、俺がなんとかなるよっていうことを自信を持って伝えられたら良いですね。

だから頑張ります。

ありがとうジャッキー。スロベニアに行ってジャッキーの料理を食べに行きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です