私が藝大を卒業して、子供の教育を変えたいと思った理由 藤ノ木拓磨

大人の管理社会で、子供たちは幸せなのか

今の子供達の目はこんな感じだったらしい。

ー子供の環境に興味が湧いたきっかけはなに?

僕が子供のときよりも、今の子供の目がこうなってたんです。(上の画像)

地に足ついてない感じなんですよね。自分で思い立ってやってみようとか、自分がこうしたいとか、今の子供たちに足りないなって思ったんですよ。僕が子供の頃よりも元気が無いなって思ったんです。昔の頃の子供と今の子供との違いを調べてみたら、公園で遊べないとか、仲の良い友達と遊ぶとか、頭を使って遊ぶ時間がないことに気づいたんですよ。大人の管理社会で、学校終わったら習い事やって、自分が考えて行動するっていう時間が少なくなっているのはデータとしてあるんです。そこで僕はアートでそれを解決出来たら良いなって思ってここを作ったんです。

(子供たちがみんなこんな目してたらいやだよね。。。😥)

美術・アートを通した新しい教育のかたち

スタジオパパパはとにかく自由。壁にも落書きし放題だ。

ーどんなアートスクールを立ち上げたんですか?

アートスクールと言っても、工作とか陶芸のスキルを身につけて欲しいとは思ってなくて、それを通して何を学んだかのほうが大きいんです。そこがほかの美術教室とは違う点ですね。美術とかアートとかって10の工程があるとすると、1から10まで問題が山積みなんですよ。選択肢が沢山ある。まず何を作るか。ある人は好きなものを、ある人は誰かにあげたいものを、ある人はこの材料が好きだから作るなど、全て自分との対話なんです。自分がどう考えているかを掘り下げてゴールを決めたら、何の材料を使うのか、どんな色にするのか、どういうものを作るのか、形は?色は?相当な選択肢になる溢れているんです。それを1個ずつ自分で責任を持って決める。木と木をつなげるときに、ガムテープでやるのか、ボンドでやるのか、トンカチで釘を打つのか、自分で決めるっていう作業はアートって多いんですよ。そこをすごい尊重していますね。

(何かつくりたくなってきたなあ。。🤔)

先生は答えを絶対に言わない。

生徒から何かを聞かれても、先生からは必ず答えは出さないようにするそう。

「どうしたら良い?」って聞かれたら、「どうしたら良いと思う?」って返すようにしてます。だから、美術教室っていうのが腑に落ちてないんですよね。コンセプトでまとめると、受動的な世の中から美術を使って解放するとか、子供が自ら考えて行動する場所とか、美術とかアートを使って0から1を作ることです。

アートには、ルールがない。

美術とかアートに限って言うと、決まりや常識なんてないんですよ。つまり、常識や決まりを自分で作るってことですからね。ルールさえ自分で作ってしまう。それは、結局学校では教わりませんよね。これが常識だとか、そういうルールから解放される喜びはあると思います。それは美術の面白さであり、楽しさでもありますね。

どんな未来を見たいのか

今の子供たちが10年後、20年後の社会を作っていくわけじゃないですか。そこで自分の頭で考えて失敗して、トライアンドエラーをしていく必要があると思うんです。そうしてこなかった子供たちはどうなっちゃうのかと思って不安になるし、そういう世界を見たくないなと思ってし。自分が持ってるスキルと、世の中に求められていること、今の時代に必要なことを総合的に考えると、今の仕事は意義があると思ってます。

ーこの選択に間違いはなかった?

全く間違いはないです。一回学んでからとか、資金を集めてから、っていう考え方もあるけど、僕は走りながら学んだ方が効率が良いと思っているんで。実戦を重ねながら学んだ方が得るものが大きいと思うんですよ。頭の中のイメージではダメで、仕事をしていくなかで色んな問題が起きてくるじゃないですか。それって紙の上では想像が出来ないですから。

ー人生の目標は?

子供が自ら考えて行動できる場所を都内23区に1つ、計23店舗開きたいと思ってます。それが出来たら主要都市に出して、店舗を増やしていきたいですね。出来るだけ多くの人に体験して欲しいなって思います。

将来を考える学生へのメッセージ

起業を考えている学生に向けて

すぐやったほうが良い。やっちゃおう。走りながら学ぼう。走り方を想像で学べないですからね。

ー藝大生に向けて

自分が大学生を卒業したあとのビジョンをもう少し思い描いたほうが良いなって思います。意外と藝大生ってふわっとしてるんで。なんとなく作品作りながら食っていきたいなとか、先生になって夜作品作れば良いかなとかありますけど、それじゃまだ甘くて。将来どういう風になりたいかを考えて、それに近づくような頭の使い方を今から学んでおいたほうが良いかなって思います。藝大って守られているんですよね。自分の作品を出せば評価されるんですよ。でも世の中に出たら、いざ作品を作ってもまず見てくれない。守られていない環境に立ち会ったときに、自分を守れるスキルが少ないような気がします。

(どう世の中で働いていくのか。アートの世界でもスポーツの世界でも、どの世界でも共通する考え方だなあと思いました。何かの道を極めるときに、その道に生きる人がどう稼いでいるのかを意識してみるのも良いかもね。何だって仕事にするってことは、お金を稼ぐことが必要になるから!良い刺激になったよ!これからも頑張って!藤ノ木さん!)

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