遅れて入部したやつもエースになれる 私が就職留年をして証券会社に入社した理由 西村 裕樹

生誕

1993年6月19日

出身

 日本 埼玉県

出身校

かえつ有明中・高等学校

慶應義塾大学 文学部

職業

GA technologies GROUP セールス

もし今回の就活で失敗したら就職留年を考えるかも。でも、就職留年って実際どうなの?と思う就活生は多いはず。また失敗する可能性だってあるし、不利になるケースもあるかもしれない。今回は就職留年を経験後、大手証券会社に入社し、現在は不動産企業に務める西村さんに取材しました。どうして就職留年を決意したのか、就職留年のメリットについて聞いてみました。

西村 裕樹(にしむら ゆうき)1993年埼玉県生まれ。慶應義塾大学在学中に、クリエイティブカンパニー「Afro&Co. Inc.」にて長期インターン生として勤務。1年間の就職留年を経て、大和証券株式会社に入社。現在はGA technologiesにて、不動産の投資営業を行う。

スラムダンクの桜木を目指した中高時代

中高はバスケ部でスタメンに選ばれることしか考えていなかった

ー中高時代はどんな人でした?

中高時代はバスケに熱中していました。どうしたらスタメンになれるのかを逆算して、努力してきましたね。中高一貫校に通っていて、バスケを始めたのが中3だったんですよ。中1、中2から始めている人の方が上手いし、同い年の奴らがスタメンで出ているのがめちゃくちゃ悔しくて、ひたすら練習していました。

スタメンになるために、何かしら武器をつけるために まずはベタですけどスラムダンクを読みました。それから、桜木みたいになろうと決めたんです。彼ってシュートは下手だけど、スタミナとジャンプ能力はすごいじゃないですか。ここは多分努力で何とかなると思って、桜木みたいになるために、誰よりもランニングと筋トレをしていましたね。

そしたら、最後の最後でスタメンになったんです。大会で優勝したみたいな華々しい結果を残したわけではありませんが、負け組の人間として這い上がるために頑張ってきました。この経験が今も活きていると思います。

(スラムダンクは必読書ですよね⛹🏻)

最初の就活では、名前だけで企業を選んでいた

大学3年で就活を意識し始める

ー最初の就活はどうだったんですか?

就活では、とりあえず大手企業からエントリーシートを出していました。志望業界は広告代理店、マスコミなどのメディア系。イメージがしやすかったし、派手なこと出来るんだろうなっていう思いがあったからです。受けていたのは、広告代理店、五大商社、テレビ局、サイバーエージェント、DeNA、リクルート。仕事の事業ではなくて、会社名で選んでいました。正直名前だけで選んでましたよ。会社名でかっこつけたかったかったので。

結果的には、そんな軸だったから行きたい企業にはどこにも受かりませんでした。どんな人間になりたいかは決まっていなくて、面接でもその会社が良いと思う自分を演じて話すので、話の一貫性がなかったと思います。一応繊維の専門商社に内定をもらったんですけど、腹落ちしていませんでした。一番行きたかった広告代理店も落ちてしまったし、まだ諦めきれない気持ちがあってモヤモヤしていたんですよね。

そのときに、OB訪問をして知り合ったAfro&Co.という会社の社長にインターンのお誘いを受けて、休学することを決意したんです。

(Afro&Co.とはバスタブに浸かりながら映画を見る「BATHTUB CINEMA(バスタブシネマ)」などを手掛けた、「世の中に、もっとワクワクを。」を理念に掲げるクリエイティブカンパニーです😙

長期インターンを経験し、2回目の就活へ

長期インターンでは社長の側で仕事ができて、刺激を受けた

インターンでは社長から影響を受けて、社会の常識を知ることや、世の中の視野を広げることが必要だと感じました。自分はお金のこと、世の中の仕組み、世界の情勢を全然知らないことに気付いたんです。

社長は物事へのアンテナが凄くて、一つの記事を見てそこからこんなことを仕掛けたら面白そう、世の中をワクワクさせることが出来そうと思い付いていました。

だから、社会人の基礎として世の中の仕組みを知りたい、あとは社長が社員の給料や、会社をどう大きくするかを考えているのがかっこよくて、社長って良いなって思ったんですよね。それと、社長の営業を見て、どれだけ頭良くても対面の営業力が必要になると知りました。

世の中の知見を深めて、社長と関われて、営業力をつけようと考えたときに、証券会社に行こうと思ったんです。

あとは、社長からのアドバイスで、「一回大きい会社に入ることによって会社の仕組みが分かるから、大企業行けるんだったら行った方が良い。大きな会社がどうやって回っているのかを広い視野で一回吸収した方が良いから。小さい会社はあとで行けば良いじゃん。逆はあんまり行けないから。」と言われて、証券会社の日本大手にしました。

受けたのは、モルスタ、野村、三菱、大和、日興証券。三菱、大和、日興はどこも進んで、フィーリングに合っていたのが大和だったので、大和証券に行くことに決めました。

(軸がはっきりしているから確かに納得🤔)

理由がはっきりしていないと、入社後に頑張れない

2回目の就活では軸がはっきりしていたので、面接官にも評価されてすんなり選考に進めた

ー就職留年をして良かったですか?

良かったと思います。自分はなぜこの会社に入ったかという軸があるから、めちゃくちゃ辛い仕事が来ても、このために入っているからって、自分に言い聞かせることができるんです。

バスケもそうで、めちゃくちゃつらい練習でも、スタメンに入りたいからという理由があるから頑張れる。証券会社の飛び込み営業も、成績が出なくてめちゃくちゃ怒られても、自分が何のために入社しているか分かっているから頑張れるんです。

多分たまたま広告代理店に入ったとしても、会社イメージだけで入っているから、イメージと実際の業務が違うとすぐやられちゃうと思います。理由がしっかりしていないと、何をするにしても頑張れないと思うんですよ。

(大和証券で3年の勤務後、入社時に決めたことをある程度クリアしたため、現在は不動産ビジネスを手掛けるGA technologiesに転職した西村さん。同社の社会への貢献度と一体感に惹かれたそう。今回の転職も理由ははっきりしている。)

就職留年を考える君へ

もし就職留年を考えていて、将来自分が何をしたいか、入社をして何をしたいかぼんやりしているならやった方が良い。ぼんやりして内定をもらったところに行ってしまうと、多分精神的にやられちゃう。もしかしたらするする上がっていくかもしれないですが、絶対にきついときが来ます。そのときにめげちゃうと思うんですよ。

仕事への熱中度も落ちてしまう。仕事の達成度やアウトプットも変わってきてしまう。だから恐れずに就職留年をして良いと思います。

ふわふわして入って過ごす4年間と、これだけは成し遂げるって決めて過ごす3年間だったら、結局その3年間が濃ければ4年間に勝ちます。

遅れて入部したやつもエースになれる。1年目からだらだらやってたやつがエースかって言ったらそうじゃない。

やる気があるやつが遅れて入ってきて、熱中してやったら絶対巻き返せる。給料ではビハインドがあるかもしれないけど、成し遂げることが全然違うんじゃないかな。

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